はなの玉手箱

2010年05月10日付け 朝日新聞夕刊に、

精神科医の大西秀樹先生の、

「遺族の痛みに寄り添う」というインタビュー記事が載っています。



大西秀樹先生は、
埼玉医科大学 "国際医療センター包括的がんセンター" 精神腫瘍科で診療科長（教授）を務めています。

がん患者さんの家族が精神的に辛くなったときの治療　『家族外来』

家族をがんで亡した遺族の方の心の苦しみの治療　『遺族外来』

などなど、心のケアを専門に日本の大学病院に先駆けて2006年から
まだ日本では数少ない分野で頑張っていらっしゃいます。





驚きました！

心の苦しみをケアし支援をする『遺族外来』にまつわるインタビューの中で

記事の後半に（4人組のボーカルグループ）イル・ディーボと出てきます。

抜粋
60代の女性が夫をなくし、通院していました。あるとき自宅で（4人組のボーカルグループ）イル・ディーボの静かな音楽を聴いていた。そのとき、ふと宇宙の広がりを感じ、「どこかに、夫はいる」という感覚を持ったとおっしゃるんです。これを「意味の再構成」といいます。故人との新たな関係性をその人なりに組み立てていくことです。「いないけど、いる」と表現した人もいます。そのような「つながる感覚」がでてくるといいんです。　－－－

記事はこちらに！


大西先生のところに通院されていた方の中で、
IL DIVO の静かな音楽を聴いて、宇宙の広がりを感じ、
亡くなったご主人を、「どこかに、夫はいる」と、感じられたとのこと。


この記事を読んで、私も同じように思うところがあり驚いています。
IL DIVOの歌は、心の中の深いところに響いてきます。
気持ちが今にも折れそうな時、そっと何も言わずに支えてくれるような。。。



IL DIVO Amazing Grace