愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版
2022年08月26日
しょーまのexはエディト・ピアフのパダムパダム、padam.padam?
エディト・ピアフと聞いて思い出したのが、
この夏にオンデマンドで観た映画、
ピアフもモデルになっている、
愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版

2015年公開、
愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版、
30年ぶりにこの夏にオンデマンドでまた観た。
(2018年wowow放送)
モーリス・ベジャール振付、ジョルジュ・ドンの『ボレロ』が象徴するのは、人間の輪廻!
エンディングのボレロはオープニングとつながっている。
愛と哀しみのボレロ
WOWOWより
世界の4大都市に住む家族が、第二次世界大戦の戦争を挟んで約半世紀にわたって繰り広げる波瀾万丈の物語を、C・ルルーシュ監督が壮大なスケールで描写。ジョルジュ・ドンのダンスは圧巻。
1936年モスクワ。踊り子の息子に生まれたセルゲイは成長後、親の夢だった花形バレエダンサーとして活躍。1937年パリ。音楽家同士の両親の間に生まれたロベールだが、ホロコーストで両親と別れる。1938年ベルリン。音楽家カールはナチスに屈することなく音楽活動を継続。1939年NY。ジャズ演奏家の娘として生まれたサラは後にジャズ歌手として成功する。そして現在、彼らはユニセフのチャリティー公演に集まる。
映像詩人ルルーシュが音楽やバレエを全編に織り込んで、絢爛たる映像美を発揮して話題を呼んだ一大叙事詩。ルドルフ・ヌレエフ、エディット・ピアフ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、グレン・ミラーら芸術家たちの生涯をモデルに、モスクワ、パリ、ベルリン、NYの人々を描写。天才的名ダンサーのドンが冒頭とラスト、パリのトロカデロ広場で躍動感と官能美あふれるバレエを披露して観客を圧倒。
作品データ
原題Les uns et les autres
1981年フランス制作
第34回(1981年)カンヌ国際映画祭高等技術委員会賞
監督・製作・脚本クロード・ルルーシュ
音楽フランシス・レイ&ミシェル・ルグラン
振付モーリス・ベジャール
役名、役者名
モスクワ
セルゲイ・イトーヴィチ/ボリス・イトーヴィチ ひとり2役(モデルはルドルフ・ヌレエフ)、ジョルジュ・ドン
タチアナ/タニア(ひとり2役)、リタ・ポールヴールド
パリ
シモン/ロベール・プラ(ひとり2役)、ロベール・オッセン
アンヌ・メイヤー、ニコール・ガルシア
エブリーヌ/エディット(モデルはエディット・ピアフ)、エブリーヌ・ブイックス
フランシス・レイ、アコーディオン弾きとして登場!
ベルリン
カール・クレーマー(モデルはカラヤン)、ダニエル・オルブリフスキー
NY
ジャック・グレン/ジェイソン・グレン(ひとり2役)、ジェームズ・カーン(モデルはグレン・ミラー)
スーザン/サラ(ひとり2役)、ジェラルディン・チャップリン(父はチャールズ・チャップリン)
戦争に翻弄された親子2代ないし3代にわたる4組の家族が、
パリのユニセフのチャリティー公演に集まる物語。
デジタル・リマスター版を改めて観みると、
モスクワ、パリ、ベルリンとNYの4家族を通して、
戦争、ナチズム、冷戦など第二次世界大戦前後の世界史が分かる。
十分に大人になった今また観ると、
ウクライナの戦争とだぶり、どうにもならない理不尽さに胸が塞がれる、
が、自分の芸術や人生を諦めずに、もがき奮闘する姿には勇気づけられた。
愛と哀しみのボレロを通して改めて20世紀を理解した。
首藤 康之(しゅとう やすゆき 51歳)バレエダンサー
「舞踊も世界の歴史の流れと切っても切り離せないもの。愛と哀しみのボレロは大きな大河ドラマで歴史を身近に感じられる。自分の歴史教科書のような作品です。」
愛と哀しみのボレロと前後して観た映画3作品、
偶然にも映画のバックグラウンドが繋がっていて、教科書に書かれていない世界史を知った。
初めて観た時は大学生の時だった。
イタリア・フランス・ソ連の合作映画、カトリーヌ・ドヌーヴの代表作『ひまわり』
ヘンリー・マンシーニのテーマ曲に戦争の理不尽さを想う。

東西冷戦時代の1961年のキーロフバレエ団(現マリインスキーバレエ団)の、
パリ公演時にフランスへ亡命したルドルフ・ヌレエフの、
『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』
自由になりたいと選んだ道は亡命、全ては踊るため。

ベルリンの壁が崩壊する前後の東ドイツが舞台、
国家の要注意人物を監視する任務に就いたヴィースラーが、
今まで知らなかった芸術の世界を目の当たりにし、
重い一歩を踏み出す勇気を淡々と描いた映画。
『善き人のためのソナタ』
映画のラスト、ヴィースラーのあの穏やかな表情が善き人だった。

愛と哀しみのボレロ、ひまわり、ホワイト・クロウ 伝説のダンサー、善き人のためのソナタ、
歴史や世界情勢を理解したうえで映画を観ると、作品の奥行きを感じる。
さぁ、もう一回観る?
いやいや、またしばらくしてから。(笑)
フランシス・レイ&クロード・ルルーシュ監督のフランス映画の金字塔「男と女」の、
53年後の『男と女 人生最良の日々』はまだ観ていない(2019年)、
これはこれから観るつもり。。。♪
モーリス・ベジャール振付、ジョルジュ・ドンの『ボレロ』
Posted by はな at 21:00│Comments(0)
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